RAINBOW
「RAINBOW」
このアルバム、タイトル名のように色とりどりのメロディが詰まってると思います(^^)
アルバム名と同じタイトルの曲。
母親が病気になった時がありまして、病名を会社の帰り道に電話で聞かされました。
そのあと、携帯で音楽をかけた時にイヤホンから流れてきた曲です。
(以下 歌詞抜粋)
暮れゆく街のざわめきの中に立って
落ちてゆくすげぇスピードで でかい渦巻きの中
今の自分の気持ちと状態が重なって、聴いた瞬間に、身体に電流が走る衝撃を受けたのを覚えています。
すっごく絶望的な内容の歌詞なのに、力が湧いてきて、逆にポジティブな方向に向かっていけるような気持ちになる感じでした。
どうして…?病気は、
今まで特に良いこともせず、迷惑ばかり掛けてきた自分ではなくて、
家族のために一生懸命生きてきた母を選んだんだろう…
母の病気を全部引き受けたくて、でもそんな事はできなくて。
今までにないくらい落ち込みました。
「おかあさん」は、一生不死身で、ずっと自分のそばにいてくれると思っていたから。
初めて、当たり前の存在ではないことに気づかされました。
と、、、歌と関係ないんですけど(笑)、
「RAINBOW」を聴くと、この時のことを真っ先に思い出します。
現在、病気も克服して、母は元気にしています。
わたしが、「身代わりになりたい」と話した時に、
「あんたには無理。これは、私しか乗り越えられないんだよ。大丈夫。絶対治すから。」と、きっぱり。
おかあさんって、強いんだなぁ。凄いなぁ。
陽だまりも宇宙も 悲しみも喜びも
全部この胸に抱きしめて駆け抜けたヒーロー
それが俺さ 嘘じゃないさ
一瞬一瞬の生命状態は、その時の環境、関わるものによって、変動し続けています。
どこかで、人には三千種類の心が、宇宙そのものが、備わっていると教わったことがあります。
そんな素敵な、たった一つのかけがえのない、生命体のわたしたち。
やさしさも労働も 繊細さもでっかさも
デリケートもクレイジーも
全部心の中に抱いたヒーロー
全部が詰まってる、わたしたちは「RAINBOW」。